今回はノードエディタをよく使う人は必ず入れておきたいアドオンのNode Wranglerというアドオンについてご紹介していきたいと思います。
Node Wranglerとは
Node Wranglerとは、シェーダーエディターのノードの作業に便利なツールをまとめたアドオンとなっています。
プロシージャルマテリアル等、シェーダーエディターのツリーが膨大になってくると必然的にノードの編集を簡単にしたくなってきます。そんな時非常に便利になるのが、このNode Wranglerというわけです。
Blender シェーダーエディター(ノードエディタ)の使い方02.5【複雑なテクスチャ】
Node Wranglerの導入方法
Node Wranglerの導入方法として、このNode Wranglerは公式アドオンとなっています。
なので、別のサイトからダウンロードしてくる必要はなく、アドオンをそのまま検索してNode Wranlerを見つけて導入してください。
Node Wranglerのおすすめ機能
次にこのNode Wranglerの機能をご紹介していきたいところなのですが、既にまとめられている記事がありました。それは参考記事をご覧ください。
なので、本記事ではNode Wranglerの機能の中でも私が便利だと思う機能をご紹介させて頂こうと思います。
シェーダービューアー
おすすめのNode Wranglerの機能として、シェーダービューアー【Ctrl + Shift +右クリック】が挙げられます。
これを使えば、見たいシェーダーやカラーのところで【Ctrl + Shift +右クリック】するだけで上図のように見ることができるようになっています。
そのため、様々なシェーダーを組み合わせるや座標合わせの時に、非常に便利な機能になっています。
また、このシェーダービューアーはYouTubeなどの参考動画などでは、ほぼ初期機能といっても過言ではないほぼ当たり前に利用されているため、必ずNode Wranglerを入れておく理由となっています。
テクスチャセットの追加
おすすめのNode Wranglerの機能として、テクスチャセットの追加【Ctrl + T】が挙げられます。
上図の赤枠を【Ctrl + T】だけで出すことができます。ただ出す場合は、このテクスチャセットにリンクさせたいノードを選択した状態で行ってください。
テクスチャセットはノーマルマップ等、テクスチャ類を多く使用している人にとって嬉しい機能となっています。
Blender ノーマルマップを使ってテクスチャに凹凸をつける方法【PBR Map】
各テクスチャを自動セット
これも非常におすすめのNode Wranglerの機能で、シェーダーを選択した状態で【Ctrl + Shift + T】を押してください。すると、画像選択画面になるため導入したいPBR画像全てを選択してください。
すると上図のように、マッピングから各PBR画像のセッティングまでを一括で行ってくれるようになります。
PBR画像をよく利用する方にはほぼ必須といっても過言ではないくらいの機能となるので、是非使ってみてください。
ノードの整列
おすすめのNode Wranglerの機能として、ノードの整列【Shift + ; 】が挙げられます。これは選択したノードを【Shft + ; 】を押すだけで一直線に整列させてくれる機能となっています。
しかし、これは縦に並べているノードに使うと全てまとめられて、分かりにくくなるので横長になる方におすすめの機能となっています。
フレーム作成
おすすめのNode Wranglerの機能として、フレーム作成【Shift + P】が挙げられます。
これはデフォルトだと、フレームの中にノードを入れる場合は全てドラッグ&ドロップで入れていました。しかし、この機能は【Ctrl】を押しながらノードを選択して、【Shift + P】を押すだけでフレームが作れるようになっています。
ノードを機能別に分けるフレームを更に使いやすくしたこの機能はとても便利な機能になっています。
Blender ノードエディタの使い方04【グループ・設定】
参考記事
本記事の内容は以上となります。
このNode Wranglerというアドオンは、ノードの作業効率を各段に上げてくれるアドオンなので、必ず入れておきたいアドオンの1つとも言えます。
他に筆者が個人的に入れておいた方がいいと思うアドオンは下記の記事でまとめているため、そちらも併せてご覧ください。
BlenderのUV調整を簡単にする無料アドオンTexToolsをご紹介。 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
これで本記事は以上となります。お疲れ様でした。