本記事ではBlenderのダウンロード方法及び日本語化、操作方法変更などの方法をまとめてご紹介していきたいと思います。
本記事で対応確認したBlenderバージョン
・Blender 2.8
・Blender 2.81
・Blender 2.82
・Blender 2.83
・Blender 2.9
・Blender 2.91
Blenderのダウンロード・インストール
Blenderのダウンロード・インストール方法は2通りあります。一般的にはBlenderの公式ページからダウンロードする方法となりますが、Steamでダウンロードする方法も存在します。
そのため、公式サイトからBlenderをダウンロードする方法と、Steamでダウンロードする方法についてご紹介していきたいと思います。
サイトからダウンロードする方法
まず始めに一般的なBlenderを公式ページからダウンロード・インストールする方法についてご紹介していきたいと思います。
上記のリンクからBlenderの配布場所にアクセスしてください。
アクセスすると上図のような公式サイトに行くと思います。その画面中央部に上図のような赤線部分にDownloadボタンがあります。上図ではBlender 2.8ですが、本記事の対応バージョンであれば色や背景画像は異なっても同じ操作となります。
このダウンロードボタンを押すと、Blenderのセットアップ用のmsiファイルがダウンロードされると思います。
ダウンロードされたBlenderセットアップファイルは上図のようになっており、このアイコンをダブルクリックで起動させてインストールを行ってください。
インストールするとき、ちょっとした設定がありますが、自分好みに変更してインストールを行ってください。
Steamからダウンロードする方法
上記のSteamのサイトからダウンロード・インストールしてください。
Steamでゲームソフトを購入してダウンロード・インストールする方法と変わらないため、通常の方法でインストール完了させてください。
Steamでダウンロード・インストールした場合、自動アップデートができるというメリットがありますが、Blenderを起動するときSteamにアクセスするため起動が遅くなるというデメリットが存在します。
Blenderの日本語化
インストールしたばかりの時、Blenderは英語だと思います。利用する人によっては英語のままでも問題ないという方もいると思いますが、日本語で利用したいという方も多いと思います。
そのようなとき、Blenderのインターフェースを日本語化することで、様々なBlenderのメニューを日本語化することができるため、是非試してみてください。
Blenderの日本語化のためには、まずBlenderを起動させて上図のように左上にある【Edit】タブを選択し、Preferencesを選択してください。
余談ですが、この【Preference(プレファレンス)】は日本語化以外にも、アドオンを導入する場合や、次章のキーマップの変更を行う時にも利用するので、必ず場所を覚えておいてください。
Blender 基本的なアドオンの入れ方【初心者向け】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
すると上図のような画面が出てくるので、左のタブが【Interface】であることを確認し、そのInterface画面の下の方にある【Translation】のチェック項目にチェックを入れてください。
すると、【Translation】項目の設定が変更できるようになるため、【言語】という項目の右側を選択し【日本語(Japanese)】に変更してください。
そして忘れがちですが、【Translation】項目の中にある【Interface】にもチェックを入れると日本語化することができます。
日本語化できない場合の問題の多くは、この【Interface】にチェックの入れ忘れの可能性が高いため、日本語化できない時は確認してみてください。
※重要※
【新規データ】にチェックを入れると作成するデータが全部日本語になるため、アドオンが正常に動かなくなる可能性があります。なので、【新規データ】にはチェックを入れないでください。
キーマップの変更
Blender2.79以前の操作方法に慣れてしまい、どうしてもBlender 2.8の操作が分からないという方も多いと思います。筆者も2.8以降の操作が分からないため、2.79の操作となっています。
そのような方向けに、Blender2.8以降でもBlender2.79系の操作に設定する方法を本章ではご紹介していきます。
まずは、前章の日本語化したときと同様に【Edit(編集)】から【Preferences(プレファレンス)】開いて設定ウィンドウを出してください。
その設定ウィンドウの左のタブの中に【Keymap(キーマップ)】があると思うので、そのタブを選択して上図の赤線のように一番上のBlenderというところを選択してください。
すると新たな項目がでてくるので、その中にあるBlender 27Xという項目を選択してください。
これだけで、Blender2.8以前のBlender2.79バージョンの操作方法に戻すことができます。
Blenderを快適に使うためのシステム関連の設定をご紹介! - TomoGのごちゃまぜ倉庫
古いバージョンのBlenderを使いたい場合
Blenderを利用している方で、最新バージョンのBlenderが使いにくいから古いバージョンのBlenderを利用したいと思う場合もあると思います。
そのような時は、上記のリンクにあるBlenderのインデックスからダウンロード・インストールして利用してみてください。
Blender 1.0から最新バージョンまで置かれているため、自分の使いたいバージョンは見つかると思います。
本記事の内容は以上となります。
Blenderはバージョンアップは頻繁に行われる上、バージョンアップをすれば便利な機能が増えていくため、是非皆さんもBlenderの最新バージョンをダウンロード・インストールして使ってください。
本記事は以上となります。お疲れ様でした。