本記事ではBlenderでメッシュ追加系の無料アドオンのおすすめをご紹介していきたいと思います。
本記事ではBlenderのアドオンの導入方法が前提知識となっています。なので、アドオンの導入方法が分からない方は下記の記事からご覧ください。
Blender 基本的なアドオンの入れ方【初心者向け】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
人工物を追加するアドオン
ボルト・ナットを追加(BoltFactory)
まず始めにボルト・ナットを追加することができるBolt Factoryというアドオンについてご紹介します。
アドオン追加画面で【Bolt】と入れると【Add Mesh: BoltFactory】と出てくると思いますので、そこから導入してください。
追加する方法は3DView上でオブジェクトの追加項目から、Boltを選択してください。本記事でご紹介しているアドオンのほとんどは、オブジェクト追加のメッシュから行うため、特に説明がなければ、追加のメッシュからアドオンで追加したオブジェクトを作成してください。
BoltFactoryはオブジェクトを追加したら、オペレーターで値の調整を行います。
そして作れるものは上図のようなボルトとナットになっています。機械系等でよくボルトとナットを使う人にはおすすめのアドオンです。
パイプを追加(Piperator)
次にパイプを追加してくれるPiperatorをご紹介します。
このアドオンは下記のリンクから行ってください。
このアドオンはパイプを追加したいオブジェクトを選択した状態でAdd Pipesを押すことで上図のようにパイプを追加してくれます。
注意点として、1つの面に1つのパイプであるため、多くのパイプを追加したい場合は、最初に選択するオブジェクトを細分割しておくなどしておいてください。
↓参考サイト
家具を追加(Archimesh)
次に家具系を追加するアドオンArchimeshをご紹介します。
このアドオンは上図のようにドア、窓、階段、屋根等、家や家具に関するオブジェクトを追加するアドオンとなっています。
詳細な設定は追加後のオペレーターでできるため、家具を一から作る時間がない場合はオススメとなっています。
自然物を追加するアドオン
木を追加(Modular Tree、Sapling Tree Gen)
次に木を追加するアドオンとしてModular TreeとSapling Tree Genがあります。
こちらは以前紹介したことのあるアドオンとなっていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
Sapling Tree Genについての記事は下記
Blender 無料のアドオンとテクスチャを駆使してローポリの木を作る方法 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
Modular Treeについての記事は下記
Blender リアルな木の作成方法【Modular Tree】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
簡単に比較すると、オペレーターで作成したい方はSapling Tree Gen、ノードで作成したい方はModular Treeがオススメとなっています。
地形を追加(A.N.T Landscape)
次に地形を追加するアドオンとして、A.N.T Landscapeがあります。
こちらも以前ご紹介したことのあるアドオンなので、詳細については下記の記事をご覧ください。
Blender 簡単に地形を作るアドオン【A.N.T.Landscape】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
その他
様々な小物を追加(Extra Objects)
次に様々な小物を追加することができるExtra Objectsについてご紹介します。
このアドオンはBlenderの内臓アドオンとなっているため、導入する場合はアドオン追加画面の検索窓に【Extra】と入れると【Add Mesh: Extra Objects】があると思いますので、そこから導入してください。
具体的に上図のようなトーラス、歯車、ダイヤモンド、星、ピラミッド、ハチの巣型のオブジェクトを追加することができます。
余談
本当は人間のモデルを追加するアドオンもご紹介しようと思っていましたが、作成したモデルのライセンスが複雑であるためご紹介していません。
興味のある方は下記の記事をご覧ください。
本記事の内容は以上となります。
最初から全て自分で作るというのも問題ありませんが、細かな部分は既存のものを使うというのも時短という意味でいいかと思います。
本記事は以上です。お疲れさまでした。
