今回はBlenderで画像を背景に使用したい時などに、画像を平面に貼り付けて配置すると思います。
その画像を平面に貼り付けてオブジェクトにするとう操作を簡単にしたアドオンがあるため、そのアドオンをご紹介していきたいと思います。
出来ること
サンプルとして、上図のように作りたいと仮定します。この背景はHDRIではなく一枚の画像を用いています。
なので、先ほどの画像はこのような配置で作られています。背景の太陽と雲は画像となっています。
この時用いた背景の画像を素早く簡単に設置できるというのが、このImport Images as Planeというアドオンになります。
※補足
背景画像についてはPixabayから取得しています。
海以外の地形もアドオンを用いています。
Blender 簡単に地形を作るアドオン【A.N.T.Landscape】
比較
このImport Images as Planeというアドオンを用いた場合、どのように早くなるのか、どれくらい早くなるのか、通常の方法と簡単に比較してみたいと思います。
まず通常のテクスチャ付き平面を追加する手順として
1.平面作成
2.UV展開
3.ノードエディタでテクスチャ適用
4.画像サイズ調整
5.完了
となります。
次にImport Images as Planeを用いた方法の手順として
1.アドオンの平面選択
2.画像選択
3.完了
となります。ただ画像を読み込むだけで、その画像サイズに合わせた平面を、そしてノードまで設定された状態で出来上がります。
Import Images as Planeの使い方
次に本章では、このImport Images as Planeの使い方についてご紹介していきたいと思います。
導入方法
まず、このImport Images as Planeの導入方法ですが、このImport Images as Planeは公式アドオンになっています。
そのため、公式アドオンを導入する手順で、Import Images as Planeを導入してください。
使い方
次にこのImport Images as Planeというアドオンの使い方をご紹介します。導入は前節で済ませているはずなので、導入後の状態で説明を開始します。
まずは3DViewで【Shift + A】で追加メニューを出したあと、上図のようにメッシュ>Images as Planeという項目を選択してください。
すると、画像選択画面になるので、ここで画像を選択してください。
画像を選択したら、上図のようにノードの設定を行われた状態で平面が追加されます。
このように簡単に素早く平面にテクスチャを設定することができます。
これでImport Images as Planeの使い方は終わりです。
参考動画
Import Images as Planeというアドオンの使い方についての動画は上記のものになります。使い方自体とても簡単なので、見る必要はないと思いますが、一応参考動画として掲載しておきます。
余談
今回例として使用した上図ですが、これは夕暮れを学ぶためにやっていた時の産物になります。
もし、この方法が知りたいという方は、下記のツイートをご覧ください。
さっきRTした茜色の空みたら、無性にBlenderで夕焼け作りたくなったので、来週の記事夕焼けにしたいと思います。
— 智G (@tomohikog12) 2019年6月9日
参考にするのは、この記事にしようかな。https://t.co/vvSV34xKQX
本記事の内容は以上となります。
このアドオン自体は簡単に使えますので、作業の時間短縮という意味で非常に便利なアドオンかと思います。
本記事は以上です。お疲れ様でした。