Blenderでセル調の夜空・星空を作る方法をご紹介!

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本記事ではBlenderでセル調の夜空を作る方法についてご紹介していきたいと思います。

参考動画

www.youtube.com

本記事は上記の動画を参考に、筆者なりのアレンジや解釈を加えたものとなっています。

本記事の内容が分かりにくい場合は、上記の動画を見るとわかるかもしれません。

夜空・星空を作る方法

本章から夜空と星空を作る方法をご紹介していきます。

全てシェーダーエディターでシェーダータイプをワールドに変更してから、作成していってください。

画像が分かりにくい場合は、画像を選択すると拡大できるので、見えない場合は拡大してください。

夜空を作成

Blenderで夜空を作るノード

まずは、夜空を作成していきます。

この夜空は上図のように、空を作成する時によく見るものとなっています。

こちらのノードは簡単かつよく見るものなので、説明は割愛します。

通常の星を追加

次に通常の星を追加していきます。

Blenderで通常の星をノードで作る方法

ボロノイテクスチャノードを追加し、距離とカラーランプをリンクさせてください。

このカラーランプの設定ですが、普通は「イース/リニア」に、はっきりとさせたい場合は「一定」に変更してください。

次にボロノイテクスチャノードのカラーとカラーランプをリンクさせて、色を設定させてください。

このカラーランプは星の色を決めるもので、星の色が不要の場合は無くて問題ありません。

最後に、2つのカラーランプを、RGBミックスノードをカラーにして、リンクさせてください。

Blenderで夜空に星を追加する方法

最後に星と空と組み合わせて、夜空を作成します。

本節と前節で作成したノートを、RGBミックスノードを「スクリーン」で合わせてください。

星雲のベースを作成

次に上図のようなアニメ調の夜空を見ると、明るい部分があると思います。

この空が明るい部分を本記事では星雲と呼称していきます。この星雲のベースを作成していきます

まずは、歪ませるためベクトルをいじります。

Blenderで夜空の星雲を歪ませる数値

上図のように2つのマスグレイブテクスチャをミックスしてください。

上のマスグレイブが全体的な歪みを、下のマスグレイブが局所的な歪みを調整できます。

Blenderで星雲を作るノード

星雲のノードは基本的に空を作るノードと変わりません。

ただ、上図のように、一度「テクスチャ座標>生成」のベクトルを分解して、Xのみ先ほど作った歪みを追加します。

マッピングノードの「位置」で星雲の位置を調整した後は、カラーランプで色を付けてください。

諸々の調整は、歪みのマスグレイブノードか、マッピングノードを値を調整してください。

星雲の星を追加

次に先ほど作った星雲を使って、星雲の星を作成していきます。

Blenderで夜空作るときの星雲の星

星雲の星用に上図のノードを組んでください。これはほぼ通常の星を作成したときのノードとなっています。

ただし、通常の星よりもボロノイテクスチャの「拡大縮小」の値は大きくしておいてください。

Blenderで夜空を作るときの星雲の星

次に今までのノードを組み合わせます。

RGBミックスノードを「スクリーン」に設定し、係数を星雲に、色1に夜空ベース、色2に星雲-雲を設定してください。

星をランダムで強調

次に星が均一的な明るさは違和感があるため、ランダムで明るくして強調したいと思います。

Blenderで夜空の星を強調

まずは上図のようにノードを組んでください。これは本記事で何回も使っているので説明は割愛します。

Blenderで夜空の星を強調した後

この星を強調シタノードを追加します。

こちらもRGBミックスノードを「スクリーン」に変更し、係数を星雲に、色1を先ほどまで作ったノードに、色2を先ほどの星雲-強調にリンクさせてください。

星雲のガスを追加

次に星雲のガスを追加していきます。

Blenderで夜空に星雲のガス追加

RGBミックスノードを「覆い焼きカラー」に変更し、係数を1に、色1を今までのノードを、色2に星雲をリンクさせてください。

これで星雲のガスを追加できたと思います。星雲のガスと星の量は調整しておいてください。

後は最後に色調や数値を調整したり、雲や流れ星を追加して完了となります。

雲の作り方は下記の記事を参考にしてください。

類似記事

本ブログで同じようなことを紹介している記事があります。

上記の記事は、手っ取り早く星空を追加する方法となっています。

ただ、がっつりと夜空を魅せる場合は、本記事の方がいいと思います。


本記事の内容は以上となります。

夜空は綺麗な背景にしようと思うと、よく使われるものなので、是非本記事を参考に作ってみてください。

本記事は以上です。お疲れさまでした。