本記事ではPythonで使用される例外処理、所謂try-exceptの基本的な使い方をご紹介していきます。
ソースコード1
gistaab0178ff6786010e2969db25d4720f7
1:基本形
この形が基本となります。
except 基底クラス
もしくは
except 基底クラス as e:
前者でも問題はないのですが、エラーコードを分かりやすくするためにも後者の方がいいです。
2:複数
except (基底クラス,基底クラス) as e:
複数の基底クラスをまとめて例外処理をキャッチする形です。
中に入れる基底クラスが多い場合、次にご紹介する方法を使用するか、後ほど掲載している公式ドキュメントの基底クラス階層を見てみるといいかもしれません。
3:ほとんどの例外をキャッチ
except Exception as e:
もしくは
except:
ほぼ全ての例外処理をキャッチできる形です。
ただ前者と後者は似ているようですが、キャッチするエラーの種類の範囲が異なります。
前者はExceptionクラスのものをキャッチしますが、後者は全ての例外処理をキャッチします。
便利そうに見えますが、意図しない動作をする場合があるため使用は控えた方がいいかもしれません。
4:最後に実行
finally:
例外処理の有無にかかわらず実行される場所です。
ソースコード2
gist10617352781ecad51b3a2246b1926fee
raiseの使い方
raiseを使うことで明示的に例外を発生させられます。
ソースコード2では、ValueErrorの例外を発生させています。
elseも使える
except ~:
else:
という形は例外処理が実行されなかった場合、実行される部分となります。
組み込める基底クラス
上記が公式ドキュメントとなります。
参考サイト
本記事の内容は以上となります。
プログラムを組む時に必ず入れたい機能であるエラー処理。
if分でも対処できるかもしれませんが、例外処理で行った方がいい場面もあります。
その場面については上記の記事をご覧ください。
本記事は以上となります。お疲れさまでした。