本記事ではBlenderのマテリアルを簡単に整理・掃除してくれる無料アドオン【Material Organizer】をご紹介していきたいと思います。
導入方法
【Material Organizer】は上記の「BOOTH」または「Gumroad」からダウンロードしてください。
BOOTHの場合、pixivアカウントが必要になるので注意。
ダウンロードしたら、Zipファイルがあるので、そのまま導入してください。
アドオンの詳細な導入方法は下記の記事をご参照ください。
Blender 基本的なアドオンの導入・追加方法【初心者向け】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
【Material Organizer】の使い方
ここからは【Material Organizer】の具体的な使い方についてご紹介していきます。
同一マテリアルの整理
まず【Material Organizer】のメイン機能の同一マテリアルの整理方法についてご紹介していきます。
同一マテリアルが複数できるというのは、オブジェクトをアペンドしたときに起こりやすい現象となります。
アペンドについては下記の記事をご覧下さい。
Blender 別ファイルにあるオブジェクトやマテリアルを流用する方法 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
本記事では分かりやすいよう、上図のように1つのオブジェクトに同じマテリアルを3つ付けたサンプルでご紹介していきます。
通常であれば、この【SampleMaterial】の.001と.002を削除するためには、.001と.002のマテリアルを番号無しに変更していく必要があります。
この面倒な作業をしてくれるのが、この【Material Organizer】となります。
まずは掃除したいマテリアルを付与したオブジェクトをオブジェクトモード中に選択し、【オブジェクト>マテリアル整理】の順に選択してください。
すると上図のように、.001や.002のマテリアルのものが綺麗に入れ替えられています。
同じマテリアルが複数存在する時の整理が非常に便利になります。
未使用のマテリアルを整理
次にサブ的な機能として、未使用のマテリアルを整理する機能があります。
本記事では、前章からの続きで上記のようなオブジェクトを利用します。
上記のマテリアルは全て同じですが、1番上のマテリアル以外使用されていません。
この下2つのマテリアルを削除したいと思ったとき、【Material Organizer】の出番となります。
マテリアルを掃除したいオブジェクトを選択した後、上図のように【オブジェクト>マテリアル掃除】の順に選択してください。
すると上図のように使用されていないマテリアルを一括で外すことができます。
これが【Material Organizer】の機能となっています。
作者様の情報
Blenderユーザーの皆さん!!!
— ひろきち (@hiroki777_tw) 2021年10月2日
とっておきの無料アドオンを公開する時がやって参りました!
『Material Organizer』Ver1.00https://t.co/3BDas9qsVY
完全無料なのでまずは試してほしいです!
皆さんに使って頂きたいのです!!
詳しい説明は動画にてご覧になれます...! pic.twitter.com/Bv3kHlTA8P
この【Material Organizer】というアドオンの作者様は上記の方となります。
詳しい使い方については、上記のツイートまたはBoothページにある動画で説明されているため、本記事で使い方や効果が分かりにくかった場合は動画をご参照ください。
本記事の内容は以上となります。
オブジェクトをよくアペンドする場合、大量の同じマテリアルが生成されてしまい管理が非常に面倒になってしまいます。
そのような時、本アドオンを利用することで簡単に解決できるため、よくオブジェクトをアペンドする方には是非オススメしたいアドオンです。
本記事は以上です。お疲れさまでした。