本記事ではBlenderの技術的な話ではなく、Steam版Blenderを使ってみた感想についてご紹介していきたいと思います。
公式サイトからダウンロードするか、Steamでダウロードするか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
Steam版と公式ページ版の違い
まずSteam版と公式ページで配布されているBlenderの違いをご紹介します。
Steam版と公式ページで配布されているBlenderの違いは大きく2つあります。
・自動アップデートされるか
・Blenderの起動にログインが必要か
以上の2つが大きな違いです。
まず自動アップデートについてですが、Steam版は自動的にアップデートされるようになっています。
反面、公式ページ版では下記でご紹介しているように、新しいバージョンが出たら、逐次ダウンロード・インストールする必要があります。
Blenderのダウンロード・日本語化・操作変更方法などをまとめてご紹介! - TomoGのごちゃまぜ倉庫
次にBlenderの起動にログインが必要かどうかですが、Steam版ではBlenderを起動させるためにはSteamにログインしている必要があります。
しかし、公式ページ版ではどこにもログインする必要が無いため、起動については便利になっています。
どちらがおすすめか
前章でSteam版と公式ページでの配布版の違いについてご紹介しました。
筆者がどちらも使ってみてオススメの方と、その理由もご紹介します。
公式ページ版Blender
筆者の感想的に、圧倒的に公式ページで配布されているBlenderの方がオススメです。
起動にかかる時間が短い
1つ目の大きな理由として起動にかかる時間の長さです。
公式ページ版Blenderの起動は
- コマンドプロンプト起動→Blender起動
となります。
Steam版Blenderの起動は
- Steamログイン→Steam起動→コマンドプロンプト起動→Blender起動
となります。
既にSteam起動していたら、公式ページ版Blenderの起動と変わりはありませんが、Steamの起動を挟む場合が多いです。
このワンテンポの遅れは、作業をしていく上で結構気になることがあります。
そのため、私は絶対に公式ページ版Blenderの方がオススメだと思います。
自動アップデートは無いほうが便利
次に公式ページ版Blenderの方がおすすめの理由として、自動アップデートが無いことです。
この自動アップデートはあったら便利に感じるかもしれませんが、突然機能や操作感が変更されるのは、困ることの方が多いです。
なので、基本的にSteam版Blenderを使う場合は、自動アップデートを切っておいた方がいいです。
そして、自動アップデートを切る手間と、Steamをログインしたり起動する手間を考えたら、Steam版Blenderをメインで使うメリットは存在しないと思います。
おすすめの使い方
前章までの内容なら、公式ページで配布されているBlenderだけ使えばいい!と思う人もいると思いますが、本章からはSteam版Blenderのおすすめの使い方についてご紹介していきます。
最新版の試用
Steam版BlenderはSteamの機能により、自動的に最新バージョンにアップデートしてくれます。
そのため、公式ページ版のBlenderをアップデートする前に、最新版がどのようになっているのか試しに使うということができます。
また、自分の利用しているアドオンが最新版で利用できるのかという確認できるので、そういう試用にもできます。
特定のバージョンでの利用
私も利用している使い方として、Steam版Blenderのバージョンを固定して、特定のバージョンを利用するという使い方ができます。
最新版の一部機能が使いにくく、過去のバージョンの方がよかった!という場合があると思います。
そんな時、使いたいバージョンに固定したSteam版のBlenderを置いておくと非常に便利です。
本記事の内容は以上となります。
Blenderといっても公式ページやSteam等、様々なところからダウンロードできます。その中でも特に有名なところ2つのうち、どっちがおすすめかをご紹介しました。
本記事は以上です。お疲れさまでした。