本記事ではBlenderで簡単に高性能の手振れを追加できる無料アドオンの【Camera Shakify】と簡単にご紹介していきます。
類似のことができる機能もあるので、ご興味ある方は下記の記事もご覧ください。
Blender ウォークナビゲーションの使い方 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
導入方法
【Camera Shakify】を導入する方法は、上記のGithubからソースコードをダウンロードしてください。
ダウンロード後は通常のアドオンのように導入してください。
詳細は下記の記事をご覧ください。
Blender 基本的なアドオンの導入・追加方法【初心者向け】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
Camera Shakifyの使い方
導入が完了したら、次はCamera Shakifyの具体的な使い方をご紹介していきたいと思います。
基本的な使い方
まず基本的な使い方をご紹介します。
上図のように手振れが分かりやすいようスザンヌを設置し、それが見えるようにカメラを設置した状態が本記事のサンプルとなります。
被写体とカメラの設置が完了したら、カメラを選択。
そして、上図のようにカメラプロパティを開き下にスクロールすると、新たに【Camera Shakify】という項目が追加されていると思います。
この項目を開き、【+】アイコンを選択すると、新たな手振れのを追加できます。
これだけで手振れの追加が完了です。
確認をしたい場合は、アニメーションを再生するとカメラが動いていることが確認できると思います。
【Camera Shakify】の基本的な使い方は、これで完了となります。
設定項目
【Camera Shakify】はカメラに手振れを追加できるアドオンですが、設定できる箇所が存在します。
上図は【Camera Shakify】を追加したときの状態です。
各項目についてご紹介していきます。
・Shake:手振れのプリセットを設定
・影響:手振れがカメラ操作に対する影響力を設定
・スケール:手振れによりどれだけ動くのか設定
・Manual Timing:チェックを入れるとキーフレームで揺れるタイミングを設定できるようになる
・速度:手振れの速度(速すぎると酔う可能性があるため注意)
・フレームのオフセット:手振れのオフセット。ブレ方を変更したい時にここを設定
各項目の設定は上記のようになっています。
もう1つ【Misc Utilties】という項目があり、そこに【Fix All Camera Shakes】というものもあるが、こちらの効果は不明。
恐らく名前から全てのカメラの揺れを修正するものと思われるが、効果を確認できませんでした。
本記事の内容は以上となります。
カメラの手振れを非常に簡単に、かつ設定しやすくしてくれる便利なアドオンなので、アニメーションを作りたい方は入れておくことをおすすめします。
本記事は以上です。お疲れさまでした。