Blender 蝶々結びの作り方【紐など】

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本記事では紐等で蝶々結びを作る方法をご紹介していきたいと思います。

その他の方法

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以前の記事で上記のようなものがあります。蝶々結びなら上記の記事でもいけるんじゃないのか?という疑問もあると思います。

 

しかし。紐など丸くて長いものの場合、本記事のやり方の方がやりやすいと思います。

本記事と以前の記事の違いをまとめますと

 

以前の記事

・複雑な形がカーブしていたりするものが得意(道路等)

・あまり丸みを帯びていないものが連続している場合(布のリボン等)

 

今回の記事

・丸みを帯びているものが連続している場合(紐の蝶々結び等)

 

そのため、機能的には以前の記事の方が優れていると思いますが、簡単に蝶々結び等を作りたい場合は本記事の方が手軽に作れます。

その前提の元、本記事で紐等の蝶々結びの作り方をご紹介します。

蝶々結びの作り方

輪っか部分

まずはカーブを作成します。

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【Shift + A】で追加メニューを出してベジエを追加してください。追加したカーブは端が原点になるようにしておいてください。

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追加したカーブの設定を上図の赤線のように設定してください。この時の深度は作りたい太さに調整してください。

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そして上図のようにカーブを変形させます。カーブのの頂点は【E】で増やしていってください。

上図のようにある程度形が整ったら次にいきます。

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モディファイヤーのミラーを追加した状態で更に調整を行ってください。

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カーブの調整に【V】を押すと出てくるハンドルタイプの自動を押すことで整頓することもできます。

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そして、上図のようにできるだけ中央が平らになるように調整していきます。

結び目部分

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次に上図のような蝶々結びを止めるところを作成していきたいと思います。

まずは先ほどと同様【Shift + A】でカーブの円を追加してください。

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カーブ円も蝶々部分と同じようにカーブ設定をしてください。

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そして、そのカーブ円を調整して上図のように合わせることで、蝶々結びが完成します。

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もし結びの部分だけ紐の太さを変更したい場合は、上図のように押し出しの値を上げることで可能になります。そのため、この蝶々結びの蝶々部分も布のようにしようと思えばできます。

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そして、後はマテリアル設定等を終わらせると上図のような蝶々結びにすることができます。


本記事の内容は以上となります。

本記事の内容は蝶々結びの作り方というより、カーブの使い方の復習のようになりますが、カーブを使いこなすという意味ではこの蝶々結びはいい練習になると思います。

本記事は以上です。お疲れ様でした。