Blender アドオン【Crack It】の使い方・紹介

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今回はBlenderのアドオンCrack Itの概要及び簡単な使い方をご紹介していきたいと思います。

Crack Itでできること

まずBlenderアドオンのCrack Itで何ができるのかというと亀裂を作る事ができるアドオンです。実際にCrack Itで作ったものはトップの画像になっています。

正確にいうと指定されたオブジェクトの亀裂を入れたオブジェクトを作成するアドオンです。

 

後述しますが、このアドオンは上級者向けのアドオンかなと思います。理由として簡単に代用できるものが多いからです。一部代用できない機能や場面がありますが、基本的には代用できます。

 

そんなCrack Itをご紹介していこうと思います。

Crack Itの導入方法

blenderartists.org

Crack Itは2.79以降は公式アドオンとなりました。

なので、Crack ItをBlender 2.79以降で使う場合は

・Object: Cell Fracture Crack It

・Object: Cell Fracture

2つを入れてください。

 

Blender 2.78以前を使っている人は上記のリンクからZipファイルをダウンロードすることができるので、そこからCrack Itを導入してください。

Crack Itの使い方

BlenderのCrack Itのメニュー

まずはオブジェクトを作ってください。その後オブジェクトを選択した状態でツールバーを出してください。3Dビュー画面で【Tキー】を押すと出てくるバーです。

 

その中の作成の中に、Crack Itがあるので、その中のCrack Itボタンを押してみてください。

すると上図のようにその形に沿った亀裂が入った物みたいなオブジェクトが新しく出来ます。これは調整次第でどうにかできるのでご安心を。

調整の仕方については、参考サイトを見てください。

このCrack Itで作ったオブジェクトには上図のように3つのモエィファイヤーがついています。このモディファイヤーを変更することで、調整ができるようになっています。

使ってみた感想

このCrack Itを少し触ってみた感想として、正直不便なアドオンかと思いました。

 

理由として、他のものである程度代用可能だからです。

そこまで大きくない亀裂を作りたい場合はノーマルマップ、亀裂の入ったメッシュを作りたいならDiplacement画像とほとんど代用可能です。

そのため、このアドオンをわざわざ入れて行う必要があるのか少し疑問です。

 

Displacement画像が使えない場合や、大きな亀裂のDisplacement画像がなかった等の場合は、このCrack Itは大活躍すると思います。

しかし、そのようなハイポリに加え、微調整をしなければいけないため、どうしてもこのアドオンは遠ざけてしまうかもしれません。

 

そのため私はこのアドオンは使い道が限られる上級者向けアドオンかと思います。

参考サイト

gappyfacets.com


以上が今回の記事となります。

亀裂を作る事自体あまりないとは思いますが、作れたらリアリティが増すと思うので、みなさんも作ってみてください。

今回の記事は以上となります。お疲れ様でした。